「PHPを上げてください」と言われたら ― はじめての人向けのやさしい解説
PHPってなに?
ホームページには、ただ表示するだけのページと、その場で中身を組み立てて見せるページがあります。
WordPress(ワードプレス)で作ったホームページは、後のほうです。
たとえると: PHPは、ホームページの「台所」です。
お客さんがページを開くたびに、台所(PHP)がレシピ(WordPressやプラグインのプログラム)どおりにページを組み立てて出しています。
仕組みを一言で: PHPは、レンタルサーバーの中で動いているプログラムの言葉と、それを動かす仕組みです。ページを開くたびに、サーバーの中でPHPが動いて画面を作ります。
PHPにも「版(バージョン)」があります。スマホのOSと同じで、古い版はだんだん直してもらえなくなります。
なぜ今、更新の話が出ているの?
- 古い版は、弱いところが見つかっても直してもらえません。 PHP 8.1 までの版は、もう修正が出ない状態です(PHP 8.1 は2025年12月31日に修正終了)。
出典:PHP公式「終了した版の一覧」 https://www.php.net/eol.php
- PHP 8.2 も 2026年12月31日で修正が終わります(PHP公式の予定)。
出典:PHP公式「サポート中の版」 https://www.php.net/supported-versions.php
- WordPressも古いPHPを切り捨てています。 リリース済みの WordPress 7.0 から、PHP 7.3 以下には対応しなくなりました(7.0・7.1 とも PHP 7.4〜8.5 に対応)。おすすめは PHP 8.3 以上です。
出典:WordPress公式 対応表(2026年8月19日更新) https://make.wordpress.org/core/handbook/references/php-compatibility-and-wordpress-versions/ / 発表(2026年2月27日) https://ja.wordpress.org/2026/02/27/dropping-support-for-php-7-2-and-7-3/
- サーバー会社が版を変えることがあります。 たとえばさくらインターネットは、重大な問題が見つかったときなどに、古い版の提供をやめて近い新しい版へ切り替える場合がある、と書いています。
出典:https://help.sakura.ad.jp/rs/2256/
古い版のままでも、すぐにホームページが見られなくなるわけではありません。ただ、早めに確かめておくと、急に切り替わったときに慌てずにすみます。
自分のサイトは当てはまる? 見分け方
次のどれかに当てはまるなら、一度確かめておきましょう。
- ☐ WordPressでホームページを作った(管理画面に「ダッシュボード」がある)
- ☐ サーバー会社から「PHPのバージョン」についてのメールが届いた
- ☐ WordPressの管理画面に「PHPの更新が必要です」「PHPの更新を推奨」と出ている
- ☐ 何年もWordPressやプラグインを更新していない
当てはまらないことが多いケース
- Wix・ジンドゥー・ペライチなど、ホームページ作成サービスで作った(PHPの管理はサービス側です)
- ページを手書きのHTMLだけで作った(PHPを使っていない場合があります)
次にやること
- 5分でできる自己チェックで、いまの版を見る → 5分でできる自己チェックを開く
- 自分で更新する人向けの手順 → 自分で更新する手順を開く
- まとめて読みたい方は、無料のPDFガイド(このページと同じ内容)をダウンロードできます。→ PDFガイドをダウンロード(無料)
ご注意(RY Webが行わないこと)
- サーバー・WordPressの作業代行は行っていません。
- ログイン情報・パスワードは受け取りません。メールなどで誰にも送らないでください。
※このページの内容は一般的な説明で、サイトによって結果は異なります。作業の前には必ずバックアップを取り、ご自身の判断と責任で行ってください。
直し続けるか、作り直すか ― ホームページそのものを見直したい方へ
PHPの更新は、一度やれば終わりではありません。PHPもWordPressも、数年ごとに新しい版へ移っていきます。
古いテーマやプラグインを使っているサイトや、作った人と連絡が取れないサイトでは、更新のたびに「動かなくなるかもしれない」と気をつけながら直すことになります。そうしたサイトは、今の仕組みで作り直したほうが、その後の手間が少なく、安全に保ちやすい場合があります。
もちろん、今のサイトで問題なく更新できているなら、そのまま使い続けて大丈夫です。どちらがよいか迷ったときは、お気軽にご相談ください。
RY Web(ホームページ制作)
- 1ページサイト 29,800円/5ページサイト 59,800円/追加ページ 1ページ 9,800円(いずれも税込)
- 更新の手間が少ない作りもご相談いただけます。お見積りは無料です。
- ご相談:ry-web.com のお問い合わせ、またはメール info@ry-web.com
- 担当:RY Web